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描き続ける天才ピカソの何がすごいのか?坂戸の小学生・中学生は考えよう。個別指導塾のフロンティア

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2021/03/14

膨大な量が質をつくる

前回の続きです。

そして、有名な絵画ゲルニカが誕生する。実はこのときピカソは、パリ万国博覧会の大壁画の絵を依頼されていて、何を描こうか思案しているときだった。そのとき、ドイツがゲルニカの街を無差別攻撃するという大事件が起こった。ピカソは、この残虐な行為に大きな怒りと悲しみをもった。そこで描き始めたのがゲルニカだった。ピカソは不眠不休でこの大作を一ヶ月ほどで仕上げた。常識から考えると信じがたい早さだった。それほど、燃えて描いたゲルニカは、戦争を憎む気持ちが強烈に描かれている作品だ。

ゲルニカ以降もピカソの創作意欲は衰えず、作品を作り続けた。ピカソは、「私はすべてを語りつくしはしない。だが、すべてを描く」と言っている。この言葉通り、ピカソは13500点の油絵と素描、100000点の版画、7400点の挿し絵、300点の彫刻と陶芸品を遺している。

ピカソは世界最多の作品を作った芸術家として、ギネスブックに載っている。ピカソは、どんな辛い時期であっても、ものすごい数の作品を作ることによって、自分の才能もまた磨き上げていったのだ。

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