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2022/03/01
世界遺産の魅力
サブタイトル
埼玉・坂戸のオンライン学習塾、個別指導フロンティアが世界遺産の魅力をご紹介するシリーズ。
バチカン市国ー国土は米粒のように小さいが存在感は、世界でも第一級という国といえば、すぐに思い浮かぶ人が多いであろう。
カトリックの総本山があるバチカン市国である。サン・ピエトロ大聖堂の威容を見ると古くからの独立国のように思えるが、イタリアから
正式に独立したのは1929年。つまり、国家としては100年もたっていない「若い」国といえる。このバチカンの世界遺産を説明するのは
難しい。まず、大聖堂を中心とした国土全体が、といっても皇居の半分弱しかないが、「バチカン市国」という世界遺産である。この中
には、大聖堂のほか宮殿やシスティナ礼拝堂などで知られるバチカン美術館も含まれる。
ここまでならまだ理解できるが、実は隣接するローマ市内にもバチカンに属する世界遺産がある。ローマ側にある世界遺産登録のいくつかの
教会は、バチカンが特別な権利を有しているため、これらもバチカン市国の世界遺産となっているからである。
こちらの世界遺産の正式な名称は「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・ムーラ大聖堂」で、イタリアとバチカンの2国にまたがる
世界遺産という扱いになっている。この「教皇領」の中に、歴代のローマ教皇が建てた古代ローマ様式の聖堂が含まれる。