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2020/09/21

義経の存在が変えた?

坂戸の塾、個別指導のフロンティアが教える日本史の秘密。

日本は古代から怨霊信仰があり、勝者は、敗者(死者)からのタタリを恐れて、それを防ぐために死後に敗者を「神」として祀るという鎮魂法をとった。ではなぜ、判官贔屓という新しい方法が生まれたのか。それは、判官=義経がいたからである。義経という悲劇的な英雄がいたからこそ、そういう感情が生まれたのである。

義経は、若く天才的な戦術家として同時代の人間にもアイドルだった。したがって、そのアイドルの「死」に際して、これまでになかった形の怨霊鎮魂法が生まれたのである。これは怨霊信仰の「大衆化」なのである。そもそも怨霊鎮魂のための最も有効な方法はなにかというと、その人を死なさないことである。恨みをのんで死ぬから怨霊になるのであって死なさなければ怨霊にならない。義経様は死んではいないと思い込むことで怨霊になりえる義経のタタリを防ぐことができるのである。また、為政者による怨霊鎮魂法が、「神道」形式から「仏教」にかわったことも大きく影響しているのである。

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