日本史はおもしろい!と坂戸の塾、個別指導のフロンティアはいいたい。
2020/09/23
鎌倉幕府はなぜできたか?
坂戸の塾、個別指導のフロンティアでは、中学生が日本史に興味をもてるように工夫して教えています。
鎌倉幕府という武家政権がなぜできたかというと、律令体制の貴族政治において武士が自らの土地に関する権利を完全には認められないからだ。自分の土地がほしいという切なる欲求を叶えるために武士たちは決起し、その代表といて源頼朝の鎌倉幕府を支持した。
実際は、頼朝が創めたというより、坂東武士が頼朝をかついで、頼朝の名によって創めたと考えるべきでしょう。頼朝は、坂東独立国の樹立などの宣言はせずに「以仁王様の命令に従って平家を討った」からに始まり、最終的に出来あがった武家政権体制を朝廷に認めさせたのです。
結局、これが朝廷と幕府の併存体制、いわば朝幕併存体制を生むことになり、朝廷の根本法である律令はなんと明治維新までしぶとく生き続けることになる。