「判官贔屓(ほうがんびいき)」→義経って何?坂戸の塾、個別指導のフロンティアで教えます。
2020/09/20
判官=義経
坂戸の塾、個別指導のフロンティアでは日本史に興味をもってもらうためのネタがいくつかあります。以前のブログで源義経は、日本初のアイドルだと書きました。義経は事実悲劇の主人公でもありました。
天才的軍事指導者として軍を率いて、平家に3連勝して天下の座から引きずり下ろした奇蹟のリーダーだったにも関わらず、兄頼朝から嫌われて、最終的に死へと追いやられたという悲劇のヒーロー義経。
そこから、ほうがんびいき=悲劇的英雄、判官源義経に同情する気持ち、転じて、弱者・敗者に同情し声援する感情、が生まれたされる。
実はこの言葉、思想というものは外国ではありえないもので、世界でも珍しい特異なものなのである。しかし、日本では、しばしば勝者に対する賞賛と同等かそれ以上に敗者に対する同情があるのである。
なぜ日本民族にはこういう思想があるのか?