人生の苦難のあったときにどうするか?坂戸の生徒を励ましたい個別指導フロンティア
2021/02/20
歴史の偉人に学ぼう
坂戸の生徒大募集中の個別指導フロンティアが苦難にあったときの向き合い方を語ります。
歴史家カーライルが「フランス革命史」第1巻を書き上げた時のこと。友人の哲学者ミルが書評を書くために原稿を借りた。ところが、ミルのお手伝いさんが原稿を不要な紙を勘違いして焼却してしまう。数ヶ月に及ぶ執筆の苦闘は、一瞬で灰と消えた。それでもカーライルは、謝罪に来たミルを懸命に励まし、翌日には重ねて「友よ、元気を出すんだそ」「ぼくはそれにふたたびとりかかる」と手紙につづった。
実際には、カーライルの落胆は大きく、何も手に付かない日が続いた。だが、第一に貴いのはこの艱難を耐え再び筆をとることだと奮起し、半年後に再び原稿を完成させた。
この出来事を通して、内村鑑三は記した。「不運に合っても(中略)事業を捨ててはならなぬ、勇気を起してふたたびそれにとりかかねばならぬ」と。
人生には思わぬ難局はつきもの。その運命を引き受け、不屈の一歩を踏み出す。これだ大事である。コロナ禍の難局にある生徒たちも真正面から向き合って、出来ることから挑戦してほしい。