坂戸市花影町の保護者様へ 個別指導フロンティアが偉人を紹介します
2021/01/25
日本の偉人、南方熊楠
坂戸市の個別指導フロンティアが、世界の偉人たちを紹介します。今回は日本人です。
「南方熊楠(みなみかたくまぐす)」1867ー1941年。あまり知られていないかもしれませんが、フランスのファーブルに似たタイプの偉人だよ。彼は、「歩く百科事典」とも呼ばれた、和歌山県出身の「博物学者」です。博物学というのは、自然界の動物、直物、鉱物を幅広く研究する学問のこと。博物館の「博物」だ。
子どもの頃は、ファーブルにて、昆虫や植物の観察に熱中して、学校の授業を抜け出していたという。そして、野山を歩き回っては、観察に収集に夢中になって、家に2、3日帰ってこないこともあった。そんなおかしな行動から天狗と呼ばれていたんだ。「変人」どころじゃないね。
しかし、自分の興味や関心を追求しまくった。そして、知識の面では天才を呼ばれるほどになった。二十歳で留学。そして、生涯きちんとした職にはつかず、名誉も肩書も求めずにフリーの研究者として、自分の興味関心を追求したんだ。言葉は、18カ国語もマスターしたそうだ。お金が無くなったときには、サーカス団の一員になって稼いだというから、ちょっとわけがわからないよね。
それでも熊楠の研究はとてもレベルが高く、世界的に大きな評価を得たんだ。