坂戸市清水町の保護者様へ 個別指導フロンティアがコロナ禍について研究者の話を紹介します。
2021/01/11
長期化するパンデミックは今後どうなる?
坂戸の塾、個別指導のフロンティアがコロナ禍の今後について、長崎大学熱帯医学研究所 山本教授の話を紹介します。
今後の見通しについて申し上げれば、まず収束とは人口の一定数が免疫をもったときに迎えるものです。その一定数は、基本再生産数から考えて6割程度だといわれていますが、個人的にはもっと低くてもいいと思っています。3割の人口が免疫をもてば、収束へかなりの程度まで進むのではないでしょうか。
収束までの道程をフルマラソンに例えれば、現在は10キロ地点付近を走っているといえます。子どもは感染率が低く、重症化しにくいなど、ウイルスの特徴が少しずつ分かってきたことは大きな前進です。また、ワクチンの開発も進んでいます。
一方で、流行の地域差の原因など分からないことはまだ多くあります。冬本番を迎えるにあたり、未体験ゾーンばかりです。インフルエンザの流行が起こった場合などを考えると折り返し地点には至っていないといえるでしょう。(つづく)