中学生に歴史の面白さを感じてほしいと坂戸の塾、個別指導のフロンティアは考えます。
2020/11/22
面白さを知るには
坂戸の塾、個別指導のフロンティアでは、歴史の面白さを教えるために「逆説の日本史」から学んだ話をします。
ー豊臣秀吉の中国進出「唐入り」は燦燦たる失敗に終わった。その結果、豊臣政権は崩壊への道をたどる。だから「愚挙」だったというのは、一面の真理ではある。だが、頭からそう決めつけるのも正しいとはいえない。
日本国内のつぶし合いが終わったということは、戦争がすべて終了したということである。つまり、統一された国家に極めて優秀な軍隊と指揮官が残ったということだ。内乱を戦っていたのだから、軍隊は、定員以上に膨れ上がっている。それなのに戦争が終わったから、「君らの仕事は終った、全員解雇だ」とはいえない。そんなことをすれば、反乱がおこる。
つまり、対外侵略は、軍事バブルで膨れ上がった兵士に対する「仕事の創出」つまり雇用対策なのである。国内に敵はいない。だから外に行く。これが世界の法則、人類の常識というものである。
坂戸の塾、個別指導のフロンティアは、こういう教科書とは違った視点でみることを教えると面白みが増えると考えます。