コロナ禍へ対策を教えます。坂戸の塾、自立学習支援の個別指導フロンティア
2021/02/05
免疫の最前線
前回に引き続き腸内環境を整えて感染症に立ち向かうことについて紹介します。
腸内環境を整えるためには、第一に「食事」と前回紹介しました。二つ目は、「運動」である。私たちの身体を構成する細胞は、酸素のある条件下で初めて生命活動ができる。だからこそ深呼吸で新鮮な酸素を取り入れたり、適度な運動によって血流を促進させ、全身に酸素を巡らせたりすることが大切である。気持ちがいいと感じるくらいの運動は、自律神経にも影響を与え、腸の活性化にもつながることが知られている。
三つ目は、「睡眠」である。睡眠不足は、体内時計を狂わせるだけでなく、自律神経の働きを乱し、腸内環境にも悪影響を与えることが近年、わかり始めてきた。腸内細菌は、私たちの睡眠中に活発に動くことが知られており、睡眠も大切な要素となる。
四つ目は、「心の安定」である。日光浴をしたり、気心の知れた友と会話をしたりして心が安らぐと、脳ではセロトニンが分泌される。脳と腸は、互いに連携しているので、腸内の動きを活性化させることにつながる。