親御さんにお伝えしたい、「バクノビ」の言葉を坂戸の塾、個別指導のフロンティアが紹介します。
2020/11/09
「バクノビ」の言葉
坂戸の塾、個別指導のフロンティアが子どもにかける言葉としていいものをビリギャル坪田先生著「バクノビ」からご紹介します。
人の行動を改善するためにー親や指導者の多くは、理屈で人を動かそうとしたがります。(認知論的アプローチ)しかし、頭では、「そうした方が良い」とわかっていても、なかなかそう動けないことも多いもの。よって、「信頼感」や「感動」で人を動かす方が良いのです。(情動論的アプローチ)これを坪田先生は、感動という言葉はあっても、理動という言葉は、ないよねと言っています。
人を動かすためにー好きな相手と嫌いな相手、人はどちらの言うことをより聞こうとするものでしょうか?もちろん、好きな相手の言うことです。そして、誰かに好かれるには、こちら側がその人のことを好きになること、その人に好奇心を抱くことが基本です。(好意の返報性)。お子さん相手でも同じです。だから、「くだらない話をしてこないで、勉強しなさい」「お母さんは忙しいのだから、あっちへ行きなさい」といった発言は最悪。「今日は學校でどんなことがあったの?お母さんに話せる?」「いま、どんなことにハマってるの?面白さをおしえて」などとおこえをかけましょう。
特に親や指導者は、子どもの一挙一動に好奇心をもつことです。少しでも変化はないでしょうか。その一挙一動に子どもなりのどんな工夫や思いやり、善意が潜んでいるでしょうか。それらに気づけたら、それを口に出して伝えることです。ですので、「そんなもの集めて、なんになるの。勉強しなさい」「なんでそんなことするの。人の迷惑はやめなさい」などと頭ごなしに言わず、「たくさん集まったね。ここまで頑張れた理由を教えて」「誰かに喜んでもらおうと思って、そうしたのかな。教えてくれる?」などと声をかけましょう。